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日産自動車は12日、日立製作所から供給を受けている自動車用エンジン制御ユニット(ECU)の納入が遅れたため、14~16日の3日間、国内4工場で生産ラインを止める方針を明らかにした。
北米での生産にも影響が及ぶ見通しで、日米合計で2万台強の生産が一時的に止まることになる。
日立側が取引先の半導体メーカーから、ECUに用いる「カスタムIC(集積回路)」を調達できなくなったことが原因だ。日産は19日から8月上旬までは通常操業できるとしているが、今後も部品の納期が遅れる事態が起きれば、業績に影響が及ぶ恐れもある。
ECUは、日立の100%子会社「日立オートモティブシステムズ」(本社・東京)が生産している。同社に対して、7月2日に半導体メーカーから「供給を減らす」との連絡があったという。日立は8月以降、ICを安定的に調達できるようにメーカー側と交渉を進めている。半導体業界は、新興国などの旺盛な需要を背景に供給不足の状態に陥っており、自動車や家電メーカーなどの生産に対する影響が懸念されている。 <読売新聞
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引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100712-00001133-yom-bus_all
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