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ホンダは20日、2012年をめどに、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)と電気自動車(EV)を日米で発売すると発表した。トヨタ自動車もPHVとEVを12年から市販する方針を打ち出しており、HVで先行する“エコカー2強”が激突する。
ホンダは昨年2月に発売した「インサイト」などHVに注力しているが、PHV、EVともに今後の需要拡大が見込めると判断した。
PHVについては、トヨタ自動車が09年、官公庁や地方自治体向けに「プリウス プラグインハイブリッド」を導入。12年をめどに市販する計画で、価格は300万円以下とする方向で検討している。三菱自動車も13年までに発売する方針だ。
PHVは、家庭用の電源から充電した電気で、EVのようにモーターだけで走行。電気がなくなると、エンジンとモーターを併用するHVとして走行できる。EV走行時は、ガソリンをまたっく使わないため、HVよりも燃費が大幅に向上。HVの1リットルあたり30キロ超から60キロ超も可能となる。
また、電気がなくなっても走行できるため、充電スタンドが十分に整備されていないEVの弱点も補うことができる。このため、ホンダとトヨタは、PHVをHVに続くエコカーの“本命”と位置づけている。
EVについては、「インフラ整備や走行距離など課題があり、本格普及には時間がかかる」としてきたが、三菱自動車のほか、日産自動車が“本命”と位置づけ先行しており、ホンダとトヨタも、市販を急ぐ。
伊東孝紳社長は同日の会見で、EVについて、「走行時の二酸化炭素(CO2)排出ゼロのモビリティ(移動手段)として新しい市場を創造する可能性を持っている」と語った。 <産経新聞>
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100720-00000571-san-bus_all