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米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)[GM.UL]が12日発表した第2・四半期決算は、純損益が13億ドルの黒字となり、四半期としては2004年以来の最高益となった。
1株当たりでは2.55ドルの黒字。第1・四半期の純利益は8億6500万ドルだった。売上高は332億ドルと、第1・四半期の315億ドルから増加。北米地域での好業績が寄与した。
世界の生産は47%増と、破産法管理下にあった前年同期の低水準から急増した。破産法管理下でのコスト削減が奏功したほか、中国など海外市場での販売台数の堅調な伸びが今回の好決算に結びついた。
一方、欧州部門は不振が続いた。傘下独オペルの再建への取り組みが続くなか、営業損失が1億6000万ドルとなった。北米部門の営業利益は16億ドル。中国での合弁事業(JV)を含む海外部門の営業利益は6億7200万ドルだった。
第2・四半期の米市場シェアは19%をわずかに上回った。前年同期は約21%だった。また、北米工場の稼働率は93%と、前年同期の39%から大きく上昇した。モーニングスターのアナリスト、デビッド・ウィストン氏は「GMは時間とともに利益を上げていくだろう」と述べた。
同四半期にフォード・モーター<F.N>は26億ドルの利益、クライスラーは1億7200万ドルの損失をそれぞれ計上した。現在政府が約61%株式を握るGMは、13日にも新規株式公開(IPO)申請を行う見通し。関係筋は11日、ロイターに対し、GMが銀行から50億ドルの与信枠を確保したことを明らかにした。これにより、GMはIPOに向けたハードルを越えたことになる。 <ロイター>
引用:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100813-00000593-reu-bus_all